AI画伯の濡れ透けたくし上げ少女
オールハッピー(401件)
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ふと思い立ち小さな登山 運動不足で挫折
登山というより丘に近いかもしれない。駅としては6駅ほどなのだが、駅間が長い。 遠い田舎道を走る列車。ふと思い立った日帰り一人旅だ。 なかなか有名な場所みたいで、...
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必ず四方八方からパンチは飛んでくる
薄い橙色(だいだいいろ)の煙が中央にぼんやりと浮かんでいる。 それは闇の中である。 煙は実体がない。 そのためパンチが直接当たることはない。 しかし・・・・・・...
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店主手作りのおにぎり二つを購入 街の駄菓子屋で
その駄菓子屋は、 古い釣具(つりぐ)屋の横にあった。 同じ苗字の店名なので同じ経営者がやっているのかななどと、店横の通りを歩いているときいつも考えていた。 釣り...
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池と湖が合流するとき
空が紫色に変わった。宵(よい)の入り口。 腕につけた黒い安物の腕時計を確認すると、午後6時を回ったところだ。夏のはじめである。 俺はこの渦を巻く瞳と心で、異世界...
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少し不気味な花火大会 帰りに自販機で
俺は闇の中にいた。ある種陰鬱なうっそうとした心の茂みの中であった。 しかしそこは利点として気楽であった。 そんなある日近くの公園で花火大会があった。 入り口の門...
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池の横のおもちゃ屋さん 摩訶不思議な宇宙のおもちゃがいっぱい
薄い桃色の水が絶えることない池がある。 干ばつの際も水は残っていた。 近くに幹線道路が走っている。だけどその向こうは何故か海だ・・・・・・。 その池の横におかし...
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しなやかに伸びる草木 踏みつぶされても
草木に意志はあるのだろうか? 森の道を歩きながら手にはスポーツドリンク。 仕事の合間、休日を見計らって俺は少し離れた街を囲うように位置している山に足を運んだ。 ...
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海岸の先には現実があった
しかし、辿りついてみると、 そこにはただ延々と波が打ち寄せているだけだった。短時間ばかり、旅人はため息をついたが、あきらめて海岸へと続くアスファルトを最寄り駅へ...
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そこそこノッポだった筒(つつ)
筒たちは競争していた。 誰がどれだけ背が高くなれるか。 だが、筒たちには上にしか目がついておらず周囲がはっきりと明確には見えない。 競争に負けても残念賞のぬいぐ...
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山間(やまあい)のカフェ サラリーマンとして頑張った岸元が貯金を費やして・・・・・
味のある風景。山間に生えそろった木々が少し開けた場所がある。そこに木造りのカフェがある。 サラリーマンとして真面目に30年頑張ってきた岸元という男がコツコツ貯め...
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半永久的トンネル 実際は2メートル
墨が飛び散っていた。幽霊の書いたような書体。 文字の先端は消え入るように薄くなっている。 この先トンネルあり。半永久的に続く暗闇です。 俺はハンドルを握り締めな...
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4度に1度は必ず良い雨が降る
雨が降っていることは変わらない。 しとしとと、一定の小雨は常に降っている。降り続いている。 たまには寒い中、嵐のような雨も。傘も持たないあなたは困り果ててしまう...
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大男のまわりをグルグルまわる遊び
その男はとにかく巨大であった。 ものすごい威厳を全身から放ち、皆に一目置かれる存在だ。 皆はその男の周りをぐるぐる回って遊ぶ。 その遊びは小仕事でもあった。 大...
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崖から転落したトキオくん 下で仙人と出会い・・・・
トキオは友人たちと赤い海を見に行こうと遠くはるばる船に乗って孤島まで出かけた。 その崖を上ればそこからは赤い海が見れるのだという。 しかし、トキオは足を滑らせて...
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ノルマ習慣ルーティンを持とう 極限まで小さくする
今はどこでもこのルーティンという言葉が流通していますが、これを持って生きないと情報で飽和している時代においては自分が崩れていくような時代だと思うんです。どこでも...
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電車で一駅の田舎町へ あぜ道を歩きあの時を思い出す・・・
ふと思い立ち、電車で一駅の田舎町へ出かけた。行政区間としては同じ市である。通ることはあっても下りることはなかった。どんなところだろう?興味半分でスマホを片手に。...
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青い自販機 リセットの場所
青い自販機でホットの缶コーヒーを買うのが散歩のときの習慣になっていた。 ほっと一息つける場所。その後近くの河川敷に向かう。広々としたその景色はとても心癒されて、...
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井戸の中でいつまで経っても癒えない傷
アエコさんは心の傷の持ち主。まぁ・・・それなりにはお気の毒な傷ではあったが。井戸の中でそれをずっと温めて大切そうに大切そうにこれ以上増えないように膿が生じないよ...
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動かない空き地のベンチ
動かない空き地のベンチ そのベンチは、空き地の砂地の上に張り付いたように全く動かなくなってしまった。 青いキャップのツバを後ろに回して被ったサトシは、ベンチの足...
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大笑いと幽霊の道
付き添ってくれたのはお笑い芸人のリョウキ。大爆笑を誘う彼。大爆笑しながら彼の顔を見ると、その顔に更にふんぞり返って笑い転げてしまう。 彼は劇場にて観客にもバカ受...
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移動した電柱のスケッチ
僕は、仲間のカズトとスケッチ画板の上に真っ白な画用紙を乗せてスケッチをした。 街の少しへんてこな場所にある電柱がある。その電柱の向こうに広がる山々を描いた。太陽...
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丘の上で水車が叫ぶ。その言葉が聞き取れそうで・・・・・
その水車は丘の上に立ってずっと空に向けて叫び続けていた・・・・。 「うちの農場の水車が、朝になったらなくなっていたんだ」農場の主の老人は若い衆にため息を漏らした...
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全長1キロの大きな大きな滑り台 無邪気な子供にしか見えない分かれ道が出現
全長1キロのバカでかい滑り台が、その街の中心部の大きな芝生の公園にある。子供たちの純朴で無邪気な遊び場所となっている。その滑り台にこのたび、一つの分かれ道が設け...
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滝を滴り落ちる水が一定の間隔で止まる。原因は不明。
特段、何があったわけでもない。乾燥や干ばつが続いたわけでもなければ、どこかの団体が大規模なダムをつくるなど流水工事をしたわけでもない。しかし、数ヶ月に一度、その...
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いつも行っている近くのネットカフェ
行きつけのつけ麺屋に話を戻す。一度半年くらい前に行ったとき、冷たくしまっているはずの麺がシナッとしていて生温く味が落ちたと思って以来行く回数は減ったのだが、まぁ...
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街中 綺麗な名前の公園 何かをここへ捨てられたら・・・
昔、お世話になったおばさんの運営されている施設へ久しぶりに行った。列車で住む田舎町から3時間。そこからは市営バスで向う。年に一度のクリスマス会だった。 駅前の小...
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とある憩いの場にて 小さな事件
和食店にパートとして働きに、俺は駅まで30分列車で3駅かけて行っている。最寄り駅からはその店はすぐの場所にある。片田舎ではあるが、駅や幹線道路沿いということもあ...
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上流の河川敷から流された流木 河口でとある旅人に拾われて
少年のユキトはある日、堤防沿いの川辺の道で小さな流木を見つけた。雑草に紛れ、どこかからたどり着いたように落ちていた。まだ道の途中と話しているように思えた。きっと...
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妄想の農場パーティー
僕らは企画をしていた。頭の中で。それがファンタジーと呼ぶかいたって惨(みじ)めな妄想と呼ぶかは個々の感覚に委ねる。それは精神の世界である。 一つの錠剤を飲み、病...
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庭の木のそばをスコップで掘ったらいいモノが出てきた
それは、透明の四角いガラスだった。中が空洞という感じではない。重さもある。俺は世界に追い詰められ、まるで自分だけが皆に責め立てられているような感覚を覚えていた。...
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