はぷにんぐ!(6)

丁寧に作りこまれたU.F.D.C.の世界観にどっぷりと浸かりましょう。気まぐれで幸運と災厄をプレゼント。知識を広めたい方や分かりにくいのがいやだという人は、こちらも購入されてみてはいかがでしょうか？選択肢のところでもセーブできますし、外すと基本的にバッドエンドに直行なので、攻略はそれ程難しくないと思います。

そこに気付き、コツを掴んでからはもう爽快です！やり込み要素もあるので、ハマれる人はとことんハマれると思う。画面、デザイン、死にながらスキルを鍛え強敵を打ち倒す、あの悦びがそのままここに。正直なところイベント数も多くなく、シナリオが良いわけでもありませんがなぜかハマってしまうゲームでした。

高いクオリティ、豊富な攻撃方法、テンションを上げてくれるBGMと、全てが高水準です。確かにグラフィックは古く、BGMも単調なのは否めないですが、としての出来は本物だと思います。スタンダードなゲームだと言えるがその分プレイヤーを選ばず楽しめる作品だと思う。結構作りこまれていて暇つぶしにも最適です。更に驚異的なボリューム、一話完結という手軽な構成、美麗なイラスト、ほとんど批判すべきところがありません。

基本的に敵は質より量で攻めてくるので、ちょっと手を抜くだけでも恐ろしいことに……。という方は是非どうぞ、難易度は鬼畜なものではなく、普通の人でも楽しめるように作られておりますね。物語後半は、特にテクニックが要求されるので、可能性とひらめきを駆使して進める必要がある。日常系又は主人公が好きな人（特にやられ役として好きな人）にはお勧めです。

個人的にはプレステやサターン時代の良質格ゲーを思い出しました。これで18禁であったなら鬼に金棒であろうが、逆にノリが壊れてもおかしくないので一つの完成された作品といえる。