僕の生きる理由

無限に遊び続けられるゲームです。物語は終始主人公の視点と語りで進行します。無論これらはプレイする側の受け取り次第だと思う。誰がプレイしても楽しめる内容ではありませんが、数々のネタが『分かる人』ならば間違いなく満足できる作品です。中盤からは多少迷路じみたステージになってくるので、マップを把握いしないと爽快感が薄れるかもしれない。

体験版のセーブデータは本編に使用することも出来るので興味を持った方はまず体験版をプレイしてみて欲しい。皆さんたまにはゲームもやりましょう！ぜひ皆様もプレイされてみて下さい。そんな彼らが旅の中で起こす掛け合いはとても印象的でした。他の関連作品もプレイしたくなるような内容です。またストーリーではなく台詞回し等に独特な雰囲気があるので合う合わないは出てくるかもしれない。

プレイヤーをあっと言わせるような仕掛けがいくつもあって非常に面白い構成になっています。をプレイしたことのある方にはぜひ遊んでいただきたいゲームです。このゲームって確か、ちょっと暇つぶしにと買ったはずなのに、暇をつぶしても足りてないような……。私の場合は、最初は苦戦しながらも十分に楽しめました。キャラクターもそれぞれに魅力的、立ち絵がある人も、ごく一部の無い人も、物語の中で生き生きと動いてくれます。

今回の作品も完成度が高く、発売から15年以上経とうとも、良いものは色褪せないという見本ではないでしょうか。ある時はコミカルに、またあるときはシリアスにストーリーは展開し、その中でキャラクター達は各々の信念を見せ、決断をしていきます。敵を倒す爽快感がたまらない作品ですね。このサークルさんにはいつものことですが、安定の爽快感と面白さです。原作を知らない人は（そんなにいないと思うが）わからないのはパロディの鉄の掟！私はある程度わかったので笑えました。

ボケーッとしながらでも遊べるし、目的を持って計画的に遊ぶこともできる。製作者がありったけの無駄とヘタレを叩き込んだ、未来色原石の逸品。