Memories

各キャラクターごとに能力値と必殺技が決められていて、戦略性に幅を持たせています。イベントは発生しやすいものの、発動条件がわかりにくいケースもあり。ゲームを進めていく間中自分の顔がほころびっぱなしでした。少しばかり、イベント数は少ないですが、そこはやはり同人という事で（笑）王道的でレトロ感もたのしめるゲームですね。一般的な系だと、プレイヤーは他のNPCよりかなり強かったり、それなりに動ければ無双したり、大量撃破ができるような設定がされています。

音楽も秀逸であり、そんな雰囲気にとても良く合っています。画面、デザイン、死にながらスキルを鍛え強敵を打ち倒す、あの悦びがそのままここに。余りにも懐かしくて、今回は最後までプレイしました。不条理な展開やギャグが多いけど、後半に進むに連れ、怒涛のシリアス展開に突入。総評として、CREOさんの作品をプレイしたことのある方にはお勧めできます。

ちゃんとキャラクターを大切にしている作者さんの思いを感じました。サクサク進められる気持ちの良いゲームですね。マイナーな同人ノベルゲームを探していたところこの作品に出会いました。ノリだけならもはや伝説化した某超有名同人ゲームより「潔い」でしょう。とことん『コメディ』な要素で攻めてくるんですよね、この作品。

アイキャッチやキャラグラフィック、時折挿入される一枚絵は美しく、世界をよく表現しています。ヤリコミ要素も充実しているので何度も繰り返し遊べます。をプレイしたことのある方にはぜひ遊んでいただきたいゲームです。古き良きゲームのファンならば誰しも楽しめるゲームに間違いありません。キャラクターは可愛らしく動きもスムーズだった。二週目、三週目とプレイすることによって事件の全容が見えてくるようです。