ある春の日

あなたもきっと、のめり込む。日本退廃芸術クラブ様は某100円ショップで買ったゲームで知りました正直このボリュームでこの値段はすごいと思います。一般的なRPGによくある経験値という概念がないので、カードやアクセサリなどで主人公を強化します。ゲームは苦手だけど、このゲームは操作が直感的でやりやすいと思います。

多くのキャラが登場する中でも、主人公二人の関係性は新鮮で自然で、本作品最大の魅力と言っても過言ではありません。魅力的なキャラばかりで、私は攻略対象キャラ全部、むしろサブキャラも含めて大好きでした。今時のゲームとは違がった、別の面白さが多くあって、とても楽しめる。絵柄は淡く繊細。操作方法が簡単で、ゲーム初心者でも簡単にプレイできました。見るのも1時間かかりませんでした。

キーボード操作以外にもコントローラーにも対応しているようです。どの装備を使うかで性能や攻略のやり方がガラリと変わるため、プレイ毎に装備を変えることで違うプレイ感が楽しめます。と言う事で、王道とは違うが、シナリオもしっかりしていて、隠し要素もたくさんあり、やりがいのあるゲームです。グラフィックやストーリーも素敵なのですが、ストーリーを初めて最初に、BGM良いな、と感じました。

勇者が魔王を倒す分かりやすい勧善懲悪のストーリーも良いが、こういった各人の思惑が入り乱れる物語も良いものです。謳い文句の通り、それに準じたものになっています。演出も中々良い作品でした。簡単なモードでこれなんだから先が思いやられる……（微苦笑）それを差し引いても面白い作品でしたので、興味のある方はどうぞ。確かにグラフィックは古く、BGMも単調なのは否めないですが、としての出来は本物だと思います。

が苦手な方は慣れるまではやり辛いと思いますが、得意とし、かつ簡単なゲームに飽き飽きしている方は是非プレイしてみてはどうでしょうか。