欠月のラプソディー

雰囲気がいい、キャラーがいい、話がいい、システムがいい、つまりお勧めの作品です。育てたキャラでギリギリの戦いをクリアすると、なかなかの満足感です。ギャグそのものが面白いかどうかの前に、その空気破壊っぷりに大爆笑。絵は綺麗で特にイベント絵は良かった。

推理時のキーワードの組み合せによって発生する超展開のギャグ時空も必見。個人的にはゲームパットでのプレイをおすすめしたい。かなりこだわって作られていると感じられました。どの問題も時間制限はないので、ゆっくりやれば誰でも解けるとと思います。考えながらプレイしていたら、気付けばプレイ時間が80時間を超えていました。

反射神経が3倍になりました。独特な世界観、クセのある登場人物、美麗なグラフィック、気分を盛り上げる戦闘BGM……個人的には非常にツボでした。ゲー嫌い、というだけの理由で触らないのはあまりにもったいない！と言いたくなってしまう素晴らしい内容です。素人臭さ満点の単純。ゲームにストーリー性があってとてもよかったです。

ステージを選んだ順番により、普段いけない場所に行けるようになる等、やり込み要素もあります。おすすめです。懐古ココロを刺激するレトロ風画面で繰り広げられるあらゆるボスとの戦いはSFのロマンがむせ返るほどにあります。そういうのが苦手な人もいるでしょうが、作品の主軸が変わるわけではないですし、燃え展開好きとしては満足。この微妙さは実に重要。

ゲーム本編では一切触れられないとしても、そういった背景があるのだとプレイヤーが知っていると、心構えから変わってくるので大事だと思います。少し前にアーケードでも発売されていたゲーム。元ネタの販売元が作ったと言われても信じてしまいます。