limit panic!

ストーリーは大筋で4通りで、キャラの視点をプレーヤが選べるため、都合12通りのエンディングがあります。オーソドックスなゲームで気晴らしにプレイするにはもってこいです。ウィンドウモードとフルスクリーンモードが搭載されているのもありがたいですね。ストーリークリアだけならさほど難しいものではないのでさほど気にはならないはず。という感じで楽しくプレイできた。

感心するようなオリジナルのシステムなど特筆すべき突出点は無いが、同時に露骨な手抜きを感じる様な大きく劣っている点もない。大分前にプレイしたのだが、たびたび思い出す。イベントを観ようとすると、解き方が「詰め将棋」のように限られてくるタイプのゲーム。ホームページには昔の作品で雰囲気の似た作品があるので体験版と思ってやってみてから購入してみてはどうでしょうか？そして、物語を彩るイラストや音楽がまた素晴らしいのです。

体の芯から熱くなるような音楽を聞きながら小気味良く動くキャラクターと共に強敵に挑むのは、やっぱり良いものですよね。万人受けするとは言いがたいが嵌った人には心に残る作品となりえると思う。レトロな魅力いっぱいです。ドットの出来が大変良いですし育てたキャラでギリギリの戦いをクリアすると、なかなかの満足感です。すごく面白さが伝わるはずです。ヘタレも毒もなにもかもが、予想を超えた勢いで迫ってきます。

大体敵が強くなってくると正攻法で勝つのは難しくなってくるので、このあたりの見極めが重要になってくる。私の中でのゲームランキングは、ダントツ一位でした。初めてここのサークルさんのゲームをプレイする人はこの作品がいいと思う。それぞれ特徴有るキャラクターを使い分け謎解きをしていく。年月によってキャラが衰えたりするので、長く緊張感のある育成が楽しめます。