Fleeangels

少女は冷淡に振る舞うことで良心の呵責を打ち消そうとしますが、路傍の花に向けていた優しい眼差しを指摘されてますます決意が揺らぐことに。元ネタがとても懐かしくて、ちょっと感動しました。かなり面白いほうではないでしょうか？面白いキャラが登場し、現地の言葉、当時の言葉を交えつつ解説・進行してくれるので、分かりやすく頭に入ってきました。とてもおとなしそうな感じなのに突然アグレッシブになって殴りかかってくる暴力ヒロインになるとか夢がありますね。

個人的にこの作者の方の絵柄はとても気に入っているので機会があればでも分かりやすい作品をお願いしたいと思います。のギャグ本で、シリアスな部分はほとんどありません。特に青い空の絵がものすごく綺麗で、少し泣いてしまいました。シナリオが非常にすばらしい作品なので。当時の同人誌というものの時代が感じられる作品です。そこは実際に読んでみてください。読み終えたあとも心に柔らかい感情を残してくれる作品です。

血を見ると卒倒するのでいつもは事なきを得ているものの、今回は意識を取り戻した後に色っぽい悪女キャラに変貌。成年指定ではないが、ちょっとしたサービスもある。サークルさんオリジナルのギャグマンガです。そういうのが大丈夫な方はどうぞ是非。これぐらいしか見当たりません。主人公とヒロインの出会いから恋愛関係の芽生えまでが、今作で描かれている内容です。妹が兄に素敵と言っているのも面白かったです。

四コマの方は本当に楽しくてもっと続いて欲しいな、って思いました。シリアスな展開もありますが、暗さはなく爽やかな感じがあるので、暗めなストーリーが苦手な人にもおすすめです。恋人になるまでの距離感やその過程ではなく、恋人になってからどのように彼女と接していくかが全体で描かれています。