近くの駄菓子屋までは果てしなく長い道

それでも見て欲しい。画風は少し古めな印象がありますが、むしろそれが良い味を出していて良かったです。じわじわとストーリーが進行していってます。のんびりと、ほんわかと、読んでいくうちに惹きこまれます。絵も独特ですが、上手いです。なまなましいエロ要素はあまりなく、どたばたとしたギャグコメディとなっています。

とても似合っており、可愛らしい絵柄で描かれています。絵が綺麗。ギャグのセンスはかなりよく、終始笑いが絶えることはありませんでした。四コマ漫画も収録されており、キャラクターたちのユルい日常が展開されて楽しかったです。絵的にはがっちり体系のキャラ、華奢で線が細いキャラが登場し、特に華奢なキャラは仕草が可愛く、クラッとくる人も多いのではないでしょうか。

今後の活動に期待できますね〜。今までは走りのほか、登場キャラクターの顔と車見せもメインに描いてありましたが、今回は物語がいよいよ動き出した感じです。今作では上記の告白に見られるように「鬱」に重点を置いた結果と言えるでしょう。特にこれだけは負けないポイントという質問で短期仕上げと答えられているところは、思わず口元がほころびました。

漫画から小説、セリフなしの雰囲気漫画など、色々な持ち味の作品がふんだんに詰め込まれた同人誌です。作家さんのセンスのよさがわかります。「元ネタ」知らない方はいないと思いますが、知らない人はそれなりに、知ってる人はより一層、楽しめる。若干コミカルな要素もありストーリーもしっかりしている。眼鏡をかけ、三つ編みにした長い髪、おまけに大きなおっぱい性格はドジっ子でちょっと間の抜けたところがあるようです。

このサークルの作品を購入するのは今回が初めてでしたが、作画がしっかりしていて好感がもてました。相手の子にも同じ位の恋愛感情があればもっと違う結果になっていたのかもしれない。