白っぽくも茶色い川辺の土をなぜか掘り起こす男

でも個人的に読んだ感想としては「こんな逃げ道もあるんだなぁ……」といった印象ですね。絵柄も可愛く、美男美女ばかりで楽しめました。かくいう私も最高をつけさせていただきました。面白い！オチがいい。そんな感覚が好きな人へ。のパロディです。その後、勇者が目覚めた直後に大型モンスターのドラゴンが出てきます。

「鬱」の名を冠する作品としてあるべき姿なのかもしれません。を知らないと、よく楽しめないかもしれません。個人的好みで言うとイラストの絵柄が最高。絵的には背景がスッキリしており、シンプルで見やすくストーリーに集中して読める感じです。ゲームに登場した人物達が色々なネタを提供してくれるので、読んでいるうちに笑ってしまうことでしょう。

びっしりと手書きの文章が書きこまれているページがあり、原作愛がとても伝わる作品です。笑えるもの、インパクトのあるものが集められている。とてもおとなしそうな感じなのに突然アグレッシブになって殴りかかってくる暴力ヒロインになるとか夢がありますね。昔買ったゲームの同人誌です！低価格にもかかわらず、ページ数がめちゃくちゃあります。

今回は自販機の前で話は進み、飲食物を目の当たりにしながらも買えない無一文を強調する場所設定もニクイですね。海に来た面々ですが、スクール水着に取り憑いた幽霊に勝負を挑まれます。絵も結構載っているので、そちらを見て、気に入ったら検討してはどうでしょうか。それはともかく、絵に惚れた人は即！買いだと思います（ほんとに）。ただ可愛いだけじゃない、常識や偏見、そしてつがいに対する大きな愛が伝わる内容になっています。

発売時期が少し古いので、かなり絵のタッチに時代を感じましたが、それはそれでかなり味があると思います。元ネタは詳しく知りませんが、作品内である程度説明があるので、大丈夫だと思います。