僕は吸血姫になりましたが?下巻・完巻

話のオチも面白く非常に読み応えがありました。は本っっっ当に愛に溢れた物語です。この作品の中では意思の弱い中毒患者は搾取される側の存在でしかないと断じており、自分自身がそちら側であるという事を強く主張し、自戒されているのではないかという想像が膨らんでしまいます。

主人公も幼馴染もかわいすぎます。とくに、4コマの横にキャラクターの全身絵が載っていて、必見です。内容はシュールなギャグ漫画で、原作をしていれば楽しめるものですが……いや、ギャグ漫画ですしね。大ファンの自分で、二次創作物もかなり買ってきた自分ですが、いいものが読めてめっちゃ嬉しかったです。

萌え文化としてのメイド服がこんなに前から愛され続けているんだなぁと発売日を見て改めて感じましたw描き方としては手足が短めに可愛く描かれ、キャラクターごとに目の描きかたを変えて個性を強調しているのがポイントですね。エロではなく健全な作品なのでそーゆーのが好きな方には超おすすめです。ちょうどものの漫画が読みたくて、たまたま見かけて軽い気持ちで購入したのですが、予想以上に気に入りました。

また、登場人物たちはどちらかというと今風な感じで、若い人物主体で勉学とは正反対な感じですが、その者たちが活躍していきます。その姿勢が彼女が鬱キャラでありながら、忌避感を感じない理由かもしれません。……可愛い。もちろん漫画も収録。ちびっこのキャラはとにかく可愛いです。いやあ、懐かしかったです。雪月楓花のファンなら必読、上記のサンプルとキーワードにビビッと来た方もお薦めです！

あの男が自爆を選択するまでに何があったのか、妄想全開でお楽しみください。更に、今ではすっかりお目に掛かる事が無くなったを久方振りに見たような気がします。てへっ♪　いやいや世の中平和ですな〜〜。こんな絵のうまい人がなんで知られてないんだろう？といつも思っています。