私の考えた(妄想した)虚月館アフター

ヒロインのキャラが絵的にも性格的にも魅力的だと思います。二人の関係性も恋愛関係へと傾きちょっと甘い雰囲気が漂います。登場するキャラクターが多いですが、ごちゃごちゃせず読みやすく描かれていて良いです。このシリーズに出てくる登場人物は、皆、逞しすぎて。

具体的なキャラ描写がなかったがようやくとして、ストーリーに入ってきました。すげーコレ。どちらか片方の原作を知っていれば楽しめると思います。姉妹であり、かつ同姓であるがゆえの繊細な心理描写も良く出来ているし、互いが互いを想うが故に出した答えの切なさと寂しさ。話を構成する上での舞台設定の役割さえ果たしていればオッケー、という考えのようです。

物語が益々盛り上がってきた感じで続きがどうなるか楽しみです。ほのぼのがお好きな方は是非。自分自身はただ単に「可愛いなー」くらいの意識しかなかったのですが、この本ではかなり熱く・濃く解説されていて今までより更に好きになりました。エロではなく健全な作品なのでそーゆーのが好きな方には超おすすめです。セール期間中で、安くなっていたので、購入しました。

ハイキックパンチラなどのサービスカットもありがたい限りですね。四コマまたはショート漫画がいくつか収録されています。18禁作品ではありませんが、かなりのクオリティ高い作画で鑑賞用として楽しませていただきました。まさかの失踪本です。こんな感じで今回もゆるかわいい日常が続いていきます。まず最初にキャラクター紹介なども用意されている点が読みやすくて良かったです。

気が向いたときに思い出したように見る程度でも楽しめる、お得な一品。それではなぜこの作品を購入したかというと、鬱デレという響きに純粋に興味を持ったからです。