チルノとれいむのワンツースリー

「鬱」の名を冠する作品としてあるべき姿なのかもしれません。キャラクター個性を良くつかんでいて、キャラクタ―同士の掛け合いが面白く、絵が可愛くて、コマ割りなど、とても見やすく、良い作品だと思います。秘話などが充実しているため、知識なしの初回時とインタビューで得た知識を持っている2回目以降では、見方が変化することでしょう。

ヒロインと主人公のやり取りが微笑ましくて心がホッとします。関連作を読んでいないので若干よくわかんないとこもありました。古き良き？といいますか、電子版になっても感じる内容になっています。コスパを求めたい方にはぜひおすすめです。じわじわとストーリーが進行していってます。ただ軽い気持ちで読んでいると最後のシーンでショックを受けると思いますので、何を言われても驚かない心構えで読むと良いかもしれません。

あまり見かけないから自分で描くという、同人作家の鑑のような動機から描かれた漫画は、熱意が伴っていることもあって内容がとても面白かったです。人情話が好きな人は、読んで損はないと思います。登場キャラも増え、世界に広がりが出た。ひょっとしたら、彼氏に「依存」することで精神の安定を保っているのかもしれませんし、作外では懊悩しているのかもしれません。某ゲームをギャグ風に二次創作した本です。

をメインに据えつつ、全キャラ登場という、欲張りな内容となっています。黒髪ショートボブで非常に可愛い容姿をしていて僕っ娘。びっしりと手書きの文章が書きこまれているページがあり、原作愛がとても伝わる作品です。しかし、それでも面白さになんら劣ることはないいと確信しています。こういう類の弱さをもった人は過剰に軽率な振る舞いや言動をして、本来とは異なる自分を演じたり、極端に内向的になったり、それが他人には不快な印象を与えることが多々あります。