限界線上のゲドウタチ V

18禁作品ではありませんが、かなりのクオリティ高い作画で鑑賞用として楽しませていただきました。オチもクスリと笑えます。原作は美男美女のキャラが出て来るお話なのですが、こちらではコミカルでギャグタッチにデフォルメされていてとても可愛いです。ギャグ系ファンタジー大好きな人は絶対ハマるかと、俺は超この漫画にハマりましたわw

少々ネタバレ的になりますが、サンプルにある、えっちなシーンというのは、少年誌に載せられるようなささやかなものですので、そういったものが苦手な方にも全く問題ないものです。美麗なCGではないけれども、あたたかな、不思議な魅力が伝わってきます。絵は、綺麗に纏まっていますし、話もゲームの流れから納得できる作品だった。いわゆる通常のエロはありません。きゅうび出版のファンなら必読、上記のサンプルとキーワードにビビッと来た方もお薦めです！

元ネタはあまり知らなかったのですが、作品の冒頭のページで設定が書かれてあるのでわからないなーという人でも楽しめると思います。どうやら彼女は普通の女子高生で、現代の日本からこの世界にやってきたようです。女の子が強敵相手に仲間とともに奮闘していくのが良いです。買っちゃったのは、好きだからというのはありますが、きゅうび出版が大好きなんですよね。の問題がテーマのため、心の病を経験したことがある人は共感できる部分が多いと思います。

手書きの部分が見えるからこそ、手作り感があり、作品に対する愛が感じられます。キャラクターそれぞれの能力などが詳しく技術されていたり、一問一答（質問コーナー）があって、ストーリー外でもたのしめます。懐かしさを感じさせる作品。そんなにかっこよく歌ってないのも、馬鹿っぽい内容に合致してプラスです。その根性なしに愛想をつかしつつも、頑張って支えているヒロイン。