Maximum Heart! 3.5

に思い入れがある人なら絶対勝った方がいいです。を素材にして、ここまでエロくてうまいのは、ほとんど見たことがありません。ギャグ漫画同人誌のデジタル版です。ここにきて、あまり語られていなかったの内面が少し伺えます。販売されてから年数が経過していることもあり、どこか温かな懐かしさを感じる絵柄にクスッと笑えるギャグ本です。

冒頭のマンガはとてもシリアスで緊張感あふれる会話と驚くべき結果が待っていました。写植ではなく、セリフの文字が手書きのお話もあり、これはこれで味があるものだと再認識しました。何気なく手に取った本が、とてもわくわくする内容だった感覚に似ています。は本っっっ当に愛に溢れた物語です。正直ネタがわからないのでその方面のコメントは出来ませんが、丁寧に描かれたエネルギッシュな絵を見ているとアニメをみて、魅力をもっと感じてみたくなりました。

低価格にもかかわらず、ページ数がめちゃくちゃあります。絵はもちろんアレなのだが、内容に爽快感がある。登場キャラも増え、世界に広がりが出た。主に踏み付けと足責めで露出はなしです。今までのおっとりした性格が嘘のように、戦いになると修羅と化すヒロイン。でも気になって、読んでみた。その昔、おもちゃ屋さんにアニメロボットのプラモデルを買いに行っていた頃、いつも商品陳列棚で異色のオーラを放っていたロボットのパッケージ。

作者の方が実体験に基づき漫画にしたという事ですが、普通の漫画として読んでも面白く読めました。また、まるで緩やかな長い坂を上り終えた様な読後感にこの作品の、誤解を恐れずに言うなら少し不快な、それでいて病みつきになるような魅力を感じました。じわじわとストーリーが進行していってます。また鬱と銘打たれていますがその鬱という言葉の魅力に頼った漫画ではないことだけは確実に言えます。