2022 でらっしょん1月号 No.201~215

作者らはかなり詳しいようで、一部玄人受けするテーマがありますが、巻末に解説がついています。絵ももちろんですが作品の内容も個性があって良いです。二転三転するシナリオの構成も見事。を知らないと、多少つらいかも知れません。なんかきっかけあれば売れちゃいそうなので、最近はコミケで買ってチェックしてますっ！

これだけの熱量とセンスとキレを持った本はそうそうないです。本作に登場する少年は簡単に言えばありきたりな性格。早く読みたいです！絵的にはがっちり体系のキャラ、華奢で線が細いキャラが登場し、特に華奢なキャラは仕草が可愛く、クラッとくる人も多いのではないでしょうか。ヒロインがほんわかした雰囲気のしゃべり方で、胸キュンってなれます。

今作では上記の告白に見られるように「鬱」に重点を置いた結果と言えるでしょう。そんな感覚が好きな人へ。買って損はしないと思います。個人的にはネタが一番ツボにきました。はまったプレイヤーならうなづかずにいられない、そんなシーンがてんこもり！シリアスストーリーと書いてありましたが、さほどシビアなシーンもなく、少年漫画的として安心して読めます。

ただ軽い気持ちで読んでいると最後のシーンでショックを受けると思いますので、何を言われても驚かない心構えで読むと良いかもしれません。一部、どうしてもを知らないと理解しきれない部分もあります。セール中ということで、お試しで購入してみました。武力によるものであるのに、どこかほんわかとした世界感も残っています。一場面を切り出したようなイラストも和みました。このサークルのギャグ本はいつも面白くていつも楽しみにしています。

ヒロインがとても可愛くて好きになりました。話の内容自体は、わりとよくある内容なんですが、何度読んでもしんみりとして、優しい気分になってしまいます。最初、この作品に興味はあったのだが、なにぶん古い作品なのでどうしようか迷っていたけど、買って良かった！