峠の社 ～横軽廃止10年 特別編～

登場人物の設定がいろいろと改変されているらしく、ギャグマンガならこうではないと、といった感じに壊れてる友人がすごくおもしろかった。ヒロインがの設定は斬新でした。作画面でも白黒のクッキリとしたタッチに加え、トーンワークによる淡い濃淡が加わり画面の彩りが増しています。

絵的には胸が大きくスタイル抜群で、顔は大きな目がチャームポイントで、タンクトップを着ており活動的な雰囲気が良かったです。もし知っていたら、昔やったことがある！偶然見つけた作品ですが、表紙に惹かれて購入。まず、特筆すべき点は、キャラクターたちの表情。コレを読んだらマジで続きが読みたくなります！ちょうどものの漫画が読みたくて、たまたま見かけて軽い気持ちで購入したのですが、予想以上に気に入りました。

この作品の中では意思の弱い中毒患者は搾取される側の存在でしかないと断じており、自分自身がそちら側であるという事を強く主張し、自戒されているのではないかという想像が膨らんでしまいます。その「パロディ」、面白くない訳が無い。深刻と言う程では無いけれど、少し自分の中で思い悩んでいる人に、ちょっとお勧めのお話です。どちらも秘められた気持ちのような何かが表面化しているので、見ていて楽しかったです。特に青い空の絵がものすごく綺麗で、少し泣いてしまいました。

手書きの注釈やセリフ字など、手作り感のある同人誌です。ちょっとしたどんでん返しが序盤にあり、そこからは一気に強引な展開でぐいぐい話が進んでいきます。セール中で安かったのでお試しってことで購入してみました。好きなら価格も手頃ですし購入してみてはいかがでしょうか。そんな感覚が好きな人へ。面白いだけでなく元の作品が気になるような内容で、とても惹かれました。

他のキャラもイイ感じにコワレています（*^_^*）原作ネタのギャグが一々吹きます。