ロシウとロシウの永餓篇

まず登場シーンから飛ばしていて、いきなり屋上の柵を乗り越えようとしたり、パンツ丸見えで主人公の上に落っこちたりしています。いいなあ、ほのぼの。どんなにつらく、苦しかったかを激情に任せて独白する。登場するキャラクターが多いですが、ごちゃごちゃせず読みやすく描かれていて良いです。原作は未読でしたが、この作品が気に入ってパロ元も読ませていただきました。そんな感覚が好きな人へ。

その昔、おもちゃ屋さんにアニメロボットのプラモデルを買いに行っていた頃、いつも商品陳列棚で異色のオーラを放っていたロボットのパッケージ。低価格にもかかわらず、ページ数がめちゃくちゃあります。要素もあり、全編ギャグなので色んな人にお勧めできます。技もしっかり描けていて、ストーリー自体も楽しめる。作者の愛を感じる一品、脱帽です。眼鏡をかけ、三つ編みにした長い髪、おまけに大きなおっぱい性格はドジっ子でちょっと間の抜けたところがあるようです。

戦闘時も、メリ、ハリがきちんとしていて、何が起こっているか分からない、無駄な迫力だけの戦闘シーンにはなっておらず、きちんと、読者が戦闘の流れに付いて行け、それでも迫力を保った作りとなっています。自分もそういう時あったので凄く分かりますそれ。予想外の発言をしたことから、周囲は凍りついたかのような静けさが発生。マニアックでない、万人受けする萌え系絵柄でのが楽しめます。男性だけでなく、女性にも楽しめる内容となっています。まあ元々本編でもガチレズっぷりはギャグの領域に入ってました

ここ最近購入した中でも買って良かったと思える作品です。最終回まで追っかけて行くつもりです。もう少し時間をかけて読めばよかったかな？でも止まらなかったから仕方ない。最初に懐かしいと思ってしまったのは、どうなのでしょうね。画風は少し古めな印象がありますが、むしろそれが良い味を出していて良かったです。