第五巡洋艦戦隊の栄光～宇宙戦艦ヤ●ト前史2195～DigitalbookPackage

風の音が聞こえてきそうなラストシーン。雰囲気のある絵でしかもちゃんと描きこみしてあるので安心して読めます。ゆるーい人たちによるゆるーい人情です。そんな中、彼女の方から彼氏に手を振ったり、彼女が所属する生物部の活動に誘ったりと、まさに青春まっさかりなシーンが続く。

順番にこだわらず気になったものから買ってみて問題ないと思われます。構成がキレイに収まっているので、どなたでも読みやすくなっています。そこから場面がに移り変わったため、お腹を抱えて爆笑してしまいました。原作を遊んだことがある人ならよくわかる、思わず笑ってしまう部分が取り扱われています。確かにダメーな感じだけど、底抜けのお人よしっぷりが憎めません。

もともとの性格がおとなしめな性格なだけに、他の人格がとてもギャップがあり楽しく読むことが出来ました。物語が益々盛り上がってきた感じで続きがどうなるか楽しみです。ややモブいキャラ達をそのモブさを失わないまま愛らしく描いていて、いつまでも見ていられます。こちらも好きなら燃える事間違いなし。好きの人なら、受け入れられると思います。どんなに殴られても、蹴られても、ちゃんと主人公は、言葉を伝えています。

不思議な力を持った少女が舞い込んできたがそれを温かく迎え入れる男というハートフルなストーリーでいいですね。ネームの間が絶妙なまったり系の風味もあって、これも繰り返し読める再読性を高めてます。やわらかい感じのするイラストに惹かれて購入しましたら、内容もかなり良かったです。ヒロインがとても可愛くて好きになりました。昭和レトロで今だと黄ばんでいるような髪質を彷彿とさせるものが随所から伝わってきます。

何気に、背表紙がハンバーグ柄なんですよね。印刷して寝転がりながら読みたくなる、そんな一冊です。