存在のエコー 島さち子

の漫画ですが、内容はハードな内容ではないので、軽めのプレイが好きな方におすすめな作品です。四コマは読みやすく本編を知らなくても楽しめましたし、ボリュームも十分でコスパも良いです。メインは男主人公と女主人公で、比率的には女主人公の方が多めです。

という訳ではないですが、内容的にそれに近いものがあります。マジ惚れる……！原作ネタのギャグが一々吹きます。内容や演出も、萌え方面に偏りすぎていないのが個人的には◎でした。の響きに惹かれる方々、オススメです。サラサラの髪やメイド服のフリフリ感など、被写体の質感の描き分けに描き手の情熱を感じました。コレを読んだらマジで続きが読みたくなります！

しかしそれでも評価が低くならないのは、作品そのものの価値のためだろう。好み。の問題がテーマのため、心の病を経験したことがある人は共感できる部分が多いと思います。さあ、アナタはすべての元ネタが判るか——？　……って判らなくても笑えますけどね。かわいさがすべてを満たしてくれます。伏線が非常に多く、一気にのめりこみました。

果たして、このまま為すすべも無くやられてしまうのか……いろいろ笑えましたが、最後の話で少し気になる言葉も……ただ、主人公の扱いがひどすぎます！価格的にもちょうどよく試して見るのもありです。キャラクターの表情がよく、また感情方面でも感情移入しやすいので良かったです。写植ではなく、セリフの文字が手書きのお話もあり、これはこれで味があるものだと再認識しました。

この作者による18禁作品に接して、この作者に興味を感じて購入しました。個人的に好みなのは4コマ漫画の方で、の話が面白いと感じました。全編ギャグなのかなと思いましたが、ところどころシリアスな場面があったのですが、あまり暗いものでもないので読みやすいかったです。