そらいだくたいじ

妹はものすごい甘えんぼ坊で油断するとすぐにがぶがぶしてきます。……ちなみに私としては、ヒロインの可愛さだけで買う価値はあったと思いました（笑）。メイド服を試しに着てみて鏡の前でクルリと回って確かめている姿は最高にかわいいです！原作についてはタイトルだけ知ってるくらいですが、絵柄もキャラクターも可愛いので見てるだけで楽しめる内容でしたね。

真っ暗からだんだんと明るくなる、かっこよく、シリアス・バイオレンス・フェチ・コスチューム、そして個性的な絵柄のとても良い漫画です。はまったプレイヤーならうなづかずにいられない、そんなシーンがてんこもり！忘れていた『何か』を、考えてみるのも良いかもしれません。全体的に絵は丁寧です。でも、可愛くてとても暖かい話ですから、読者の心を優しく温めると思います。あのネタをこんな風に持ってくるとは予想もしてませんでした。

ただ軽い気持ちで読んでいると最後のシーンでショックを受けると思いますので、何を言われても驚かない心構えで読むと良いかもしれません。暇な時にまた読み返したくなる、これはそんな作品です。原作のゲームをやってみるのもいいかもしれないと思いました。220円の価値は十分、元が取れたと感じられます。笑わせていただきました。話を構成する上での舞台設定の役割さえ果たしていればオッケー、という考えのようです。

おもしろさと、かわいさが、ほんわかと混ざりあってやさしく包んでくれるようです。なんとなく依存に汚染された恋愛といった気がしました。戦闘時も、メリ、ハリがきちんとしていて、何が起こっているか分からない、無駄な迫力だけの戦闘シーンにはなっておらず、きちんと、読者が戦闘の流れに付いて行け、それでも迫力を保った作りとなっています。

アニメでみたら、さらに燃えるんでしょうね。あくまでも、短いギャグ漫画を読むつもりで、見ると、いいです。