shadeのリョナ本 4

続きが気になる作品です。メイド服もよくあるミニスカートタイプではなく、ロングスカートタイプでひらひら多めのリボン大きめというところにもこだわりを感じますね。をご存知の方は是非。まさかの失踪本です。ハンバーグの焦げ色なんて力を入れて（？）ますよ。

続きギブミーッ！内容や演出も、萌え方面に偏りすぎていないのが個人的には◎でした。時間のたつのを忘れていっきに読んでしまいました。作者さんが中に書かれている通り、登場作品全て合わせて雰囲気が素晴らしくて。タイトルやサンプル画像で惹かれるものがある方は購入して間違いないと思います。

また、まるで緩やかな長い坂を上り終えた様な読後感にこの作品の、誤解を恐れずに言うなら少し不快な、それでいて病みつきになるような魅力を感じました。二次創作の同人誌です。主人公も幼馴染もかわいすぎます。また鬱と銘打たれていますがその鬱という言葉の魅力に頼った漫画ではないことだけは確実に言えます。コマ割やキャラクターのカットの仕方、ストーリーの進むテンポが素晴らしいので、書き込まれた描写の割りに、非常に読みやすい。

伏線いっぱいなので、アレはどういうコトだろう……？コレはどうなってるんだろう……？と謎解きを（解けませんけどwwww）しながら読めるのが醍醐味のひとつでもあるかな。他にも短めのゆるっとしたショート漫画や4コマが収録されててどれも楽しく読ませていただきました。に興味のある人には買って損のない作品。話を構成する上での舞台設定の役割さえ果たしていればオッケー、という考えのようです。ストーリーもギャグのテンポがよくてサクサクと読み進められます。

サンプルでも分かるとおり、丁寧で美麗な背景が、作品の出来栄えに華を添えています。我慢できず買いました。好きならぜひお試しを！続編希望の声もあり、本家（？）のリメイクもあるので私も心待ちにしております。