アルティメひとりだし(再録本)

商業誌の頃からファンでした（^^）ページも多くボリューム感もあり、タップリパラレルな4コマの世界を堪能出来ました♪そういうのが大丈夫な方はどうぞ是非。発売時期が少し古いので、かなり絵のタッチに時代を感じましたが、それはそれでかなり味があると思います。シナリオが非常にすばらしい作品なので。

少々ネタバレ的になりますが、サンプルにある、えっちなシーンというのは、少年誌に載せられるようなささやかなものですので、そういったものが苦手な方にも全く問題ないものです。ただの暇潰しにと買いましたが、それ以上に価値のある読み物です。良質な暇潰し用としておすすめの同人誌です。ページは大ボリュームで基本的にすごく濃いギャグです！なんかきっかけあれば売れちゃいそうなので、最近はコミケで買ってチェックしてますっ！今回のヒロインは多重人格という設定で人格がコロコロと変わるのが面白いです。

特にこれだけは負けないポイントという質問で短期仕上げと答えられているところは、思わず口元がほころびました。誰が一番可哀想かと言うと、可哀想じゃない人間が一人も（一部除く）いないのに、可哀想に思えない……こんな感じで今回もゆるかわいい日常が続いていきます。原作に対するフリートークもあって作品への愛が伝わってくる良い作品でした。これ結構貴重な雰囲気だと思いますので気になる方はぜひ。

本作はという心の闇を、上手くストーリーに織り込んでいるように思う。絵が綺麗。ついニヤッとしてしまい体中から勝手な熱吹きますwしかも価格も格安なので大満足っ！全体にほんわかした空気が漂っていて、のんびりと読んでいくうちに癒されます。実に切ない！「鬱」の名を冠する作品としてあるべき姿なのかもしれません。まったりした気分になりたいときにオススメの作品です。