Witches Tea Party

原作を知らなくても、好きで、昔の雰囲気だけを味わいたいという人にもおすすめです。登場人物も上手く描かれていましたし、誰だか簡単に分かるのがよかったです。おススメです！いや、ギャグ漫画ですしね。その辺のお話をコメディタッチの漫画で解説してくれる、です。それでも見て欲しい。読み終えたあとも心に余韻が残って、不思議な感じ。が出てきますが、ハードな描写は無く安心して読む事が出来ました。

相手の女の子もまたさまざまな魅力を持った娘達で見ていてワクワクします。その姿勢が彼女が鬱キャラでありながら、忌避感を感じない理由かもしれません。一次っぽい感じのファンタジーゆるゆるキャラ漫画。誰も傷つけることなく、安心して読める作品です。今回この作品を購入したのは、作者のルーツが伺えるかな？という動機からです。

マンガながらも文献の引用や考証がしっかりしているので、資料性もなかなか高いものに仕上がっていると思います。笑った！とにかく、読んで見て下さい。続きが気になって気になって仕方ないです！385円の価値は十分、元が取れたと感じられます。ギャグもあり、とても楽しめます。何気に、背表紙がハンバーグ柄なんですよね。というのはマイナーですし、好き嫌いが分かれるジャンルだけど、見ておいて損は無い作品です。

けっこう細かい伏線のようなものも張られていて、続編で生かされてくるのかなと思うと楽しみですね。これも一つの純愛であり、ある意味最も幸せなハッピーENDであるのだから。ただの暇潰しにと買いましたが、それ以上に価値のある読み物です。だからといって買わずに見過ごすにはモッタイナイ一冊であると個人的には思います。姫様をヒロインにしたボーイ・ミーツ・ガールの物語。