オセロなふたり4 冬

あらためて読んでみても楽しかったし、満足です！ぜひ買ってみてください。まさかの失踪本です。マジ惚れる……！英霊は誰かのシーンなんかはおもわず思わず顔がニヤニヤしてしまいます。ストーリーもギャグのテンポがよくてサクサクと読み進められます。古き良き？といいますか、電子版になっても感じる内容になっています。

おかげで全体の暗さが薄らぎ読みやすい印象があります。前書き挨拶や、後書き挨拶もびっしり書き込まれており、古き良き時代の同人誌そのままのテイストが感じられました。がすごく笑えました。をネタにしているのは、レアで思春期以降の男であれば多かれ少なかれ、興味のあるハナシだと思います。合間に四コマ漫画もあり、全体的にほのぼのとした緩い日常を描いているので、まったり読めるのも良いです。

よく分からないけれど、が大好きという方。キャラも女子を中心に満遍なく出ているので、原作をご存知なら楽しめるかと。そんな中、彼女の方から彼氏に手を振ったり、彼女が所属する生物部の活動に誘ったりと、まさに青春まっさかりなシーンが続く。こんな感じで今回もゆるかわいい日常が続いていきます。

面白いキャラが登場し、現地の言葉、当時の言葉を交えつつ解説・進行してくれるので、分かりやすく頭に入ってきました。多くの作品の自然な絡みと、オチ要因として強力なガチな人達の存在感。まさににぴったりな一冊でした。二転三転するシナリオの構成も見事。内容、絵、価格、どれをとっても納得できると思います。ストーリー的にはお約束でベタな展開なのですが、原作よりもかわいい感じなのが良かったです。

時間のたつのを忘れていっきに読んでしまいました。とにかく切ない！