REVOLMICH

のようなバトル形式で進む事もあり、非常にスピーディーに話が展開します。ちくしょう、俺も好きだぜ！絵の描き方としては、丸めの顔にキラキラした大き目の瞳などキャラクターの雰囲気を上手く捉えています。ひとつひとつを深く掘り下げているというよりは、浅く広くといった作りなので、気負いせずサっと読むのに最適！ギャグの内容も、あるある、そうだよねそう思うよねっ！

原作にそういう描写があれば申し訳ないのですがイメージとは違ってて1番のギャグ要素でしたw面白い！女の子の可愛さ全開なキュートなキャラデザが刺さりました。好きな人であれば外れは無いと思います。ネームの間が絶妙なまったり系の風味もあって、これも繰り返し読める再読性を高めてます。考証は確かに相当ぶっ飛ばしてますが……まぁそういう部分はあまり問題ではないでしょう。

その後、すったもんだあって客の少女は頭を叩かれてしまいますが、前よりちょっとだけ不幸体質が強くなったという程度。まず登場シーンから飛ばしていて、いきなり屋上の柵を乗り越えようとしたり、パンツ丸見えで主人公の上に落っこちたりしています。どうやら彼女は普通の女子高生で、現代の日本からこの世界にやってきたようです。言いたい！値段も手頃なので、サンプルを見て気に入ったのなら買いです。

この作品の中では意思の弱い中毒患者は搾取される側の存在でしかないと断じており、自分自身がそちら側であるという事を強く主張し、自戒されているのではないかという想像が膨らんでしまいます。文章力も語彙もあまりないので、上手く表現できませんがオススメです。恋人になるまでの距離感やその過程ではなく、恋人になってからどのように彼女と接していくかが全体で描かれています。もう一つの話があればもっとよかったと思います。価格的にもちょうどよく試して見るのもありです。