爆熱球児ガイア

原作を知らなくても、好きで、昔の雰囲気だけを味わいたいという人にもおすすめです。ツンデレなキャラは珍しく、新たな魅力を発見できるかもしれません。久しぶりにとても面白いギャグマンガを読むことが出来ました。これは是非とも多くの人々に読んでもらいたい作品です。

作画面でも白黒のクッキリとしたタッチに加え、トーンワークによる淡い濃淡が加わり画面の彩りが増しています。人情話が好きな人は、読んで損はないと思います。全体的に絵は丁寧です。ゴチャゴチャしてないし、何描いてるか判別しにくいような描き方をされない作家さんですし、じっくりと読み進めていける漫画ですね。建物や道などが丁寧に描かれており人物がそこにいるという印象を感じました。

ヒロインがほんわかした雰囲気のしゃべり方で、胸キュンってなれます。ただし、Hは期待しないように。水着むちむちです。とにかくボリュームが多いです。マンガだけでなく、小説風な文章や4コママンガなどもあって飽きないようになっているのも良いですね。でも、これで終わりではないので、続きに期待したい！商業紙でも同人でも、を扱っているものは少ないので、とても貴重なものを見れた気がする。

ほのぼのとした素朴な絵柄で、ほっとする安定感があります。説明も読まず、表紙に惹かれて買ってみたんですが、すごく面白かったです。キャラが結構いてて、それぞれが動き出してストーリーに絡んできているのでオモシロイです。絵的にはがっちり体系のキャラ、華奢で線が細いキャラが登場し、特に華奢なキャラは仕草が可愛く、クラッとくる人も多いのではないでしょうか。

作画面ではいつものように白黒がクッキリついた絵で見やすく、スラスラとあっという間に読み終えました。ネタばれしてもいけないので、簡単なレビユーにしておきます。絵柄もかわいらしく、マンガの表現手法を用いた絵本のようなテイストを感じます。