FREESHELL VISUAL MATERIALS II

原作はわかりませんでしたが、作品の内容はライトなギャグマンガだったので最後まで楽しく読む事ができました。ほのぼのとした日常とちょっぴりえっちな展開が、コメディタッチに描かれています！読み終えたあとも心に余韻が残って、不思議な感じ。個人的に好みなのは4コマ漫画の方で、の話が面白いと感じました。手に取りやすい価格ですし元ネタに関心のある人は購入してみては如何でしょうか。

けっこう細かい伏線のようなものも張られていて、続編で生かされてくるのかなと思うと楽しみですね。こういったパロディ作品は元ネタが分からないと面白さも半減してしまうものですが、この作品なら元が有名なのでほぼ誰でも楽しむことができるはずです。これぐらいしか見当たりません。他のキャラもイイ感じにコワレています（*^_^*）をメインに据えつつ、全キャラ登場という、欲張りな内容となっています。

ギャグ漫画と誤解されてしまいそうな作風ではありますが、その本質は主人公のありがちなダメ人間っぷりに共感性を訴えかけさせた上で、主人公（自分）を反面教師にして欲しいという啓蒙的な側面があるように思えてなりません。そちらだけでもかなり面白く、それだけでも満足できるなーと思っていたのですが、買ってよかったです！原作知らなくてもむしろ問題ないです！元のゲームは全く知らなかったのですが、作品の冒頭で登場人物の紹介ページがありますので、特に問題はなかったですね。

原作にそういう描写があれば申し訳ないのですがイメージとは違ってて1番のギャグ要素でしたw今回も見逃せません！前書き挨拶や、後書き挨拶もびっしり書き込まれており、古き良き時代の同人誌そのままのテイストが感じられました。……ちなみに私としては、ヒロインの可愛さだけで買う価値はあったと思いました（笑）。なんといっても、最大の魅力は絵柄。

秘話などが充実しているため、知識なしの初回時とインタビューで得た知識を持っている2回目以降では、見方が変化することでしょう。