拳闘過去絵詰め合わせ33

ページは大ボリュームで基本的にすごく濃いギャグです！当時の同人誌というものの時代が感じられる作品です。こころあたたまりますよーゆっくり、ゆっくりと読み進む事をオススメします。絵も丁寧に書かれているので、読んでいて楽しいと思います。どちらも勢いがあり、とても笑えました。

と書きましたが、漫画が中心となっているので、かなり、すらすらと読み進めることが出来ました。全身絵にも、それぞれのキャラの性格があらわれていて、見ていて、すごく楽しくなります。写植ではなく、セリフの文字が手書きのお話もあり、これはこれで味があるものだと再認識しました。あのキャラ達が、可愛くなって登場します。少々ネタバレ的になりますが、サンプルにある、えっちなシーンというのは、少年誌に載せられるようなささやかなものですので、そういったものが苦手な方にも全く問題ないものです。

お手本の模倣から脱して自身のスタイルを徐々に見つけていく過程の記録のような作品です。その辺のお話をコメディタッチの漫画で解説してくれる、です。とてもおとなしそうな感じなのに突然アグレッシブになって殴りかかってくる暴力ヒロインになるとか夢がありますね。特に、とか好きな人には絶対的にお勧め。オススメ！必見。医学的な異常は見つからなくても、身体は不調を訴え、身近な人にすら理解されなかったりしつつも、何とか外に出たり先に進もうとする主人公の必死な姿が描かれており、応援したくなります。

萌え系漫画ではよく見る、下着としての機能を果たしてなさそうな（笑）小さなパンティ「スキャンティ」（ローレグ）へのこだわりを感じます。でも個人的に読んだ感想としては「こんな逃げ道もあるんだなぁ……」といった印象ですね。見たことがある！四コマまたはショート漫画がいくつか収録されています。ハイキックパンチラなどのサービスカットもありがたい限りですね。あらすじをみるとエロネタ満載かと思いきや、ギャグ満載の作品。