超プロレスする女の子CLIMAX102

原作を遊んだことがある人ならよくわかる、思わず笑ってしまう部分が取り扱われています。男との絡みはありませんが、かなり扇情的な姿で戦い、大股広げて食い込みも気にせず戦う姿に反応しまくってしまいました。ヒロインが学園を征服しようと企み、いろんな策略を練ったりする話なんですが、その手段が微妙にセコくて終始ほのぼのとした展開。

固定カプのが好きであれば、ハマる事間違いなし。医学的な異常は見つからなくても、身体は不調を訴え、身近な人にすら理解されなかったりしつつも、何とか外に出たり先に進もうとする主人公の必死な姿が描かれており、応援したくなります。ギャグのセンスはかなりよく、終始笑いが絶えることはありませんでした。

作者らはかなり詳しいようで、一部玄人受けするテーマがありますが、巻末に解説がついています。物語を締めくくるのにふさわしいボリュームとなっています。ボリュームが凄いので、コスパは最高に良いです。ただし、皆が思い描くようなとは少し違うかもしれない。その後、勇者が目覚めた直後に大型モンスターのドラゴンが出てきます。自分もそういう時あったので凄く分かりますそれ。

ぜひともご購入の検討をしてみてはいかがでしょうか。読むだけで癒される作品です。せつなくて、思わず涙が浮かんでくるようなストーリー。ただし、Hは期待しないように。原作ゲームをプレイ済みの方なら間違いなく爆笑するとても質の高い本です。メイド服もよくあるミニスカートタイプではなく、ロングスカートタイプでひらひら多めのリボン大きめというところにもこだわりを感じますね。

あの下腹部は良いと思う。でも気になって、読んでみた。いや……これは面白いですね。の同人誌となっています。