クーデレ彼女の添い寝安眠ボイス

筆記音が心地良く、特に癒されます。値段以上の価値がある一品なので、是非購入に。脚本の視点は何故か拷問する側でなく、される側です。こういう作品を実は地味に求めていました。なんの気なく物は試しに購入。まず初っ端から声優さんに「今日もお疲れさま」とお声をかけてもらえます。

聴覚にしか訴えられない声優でありながら言葉を封印するという暴挙に出た挑戦作。耳かきをしてもらった時のこそばゆい感じを思い出せる一品、小さい頃、母に耳かきをしてもらった思い出が蘇りました。長くないので寝る前にちょっと聞いても話を楽しむのにちょうどいい長さになっています。なぜかというと、彼女の寝息が最後の方に収録されているからです。

内容説明にも書いてある通り、耳掻き音も強化されてかなり癒される作品になっていると思います。実際、全部聴いてみました。寝る前に、聞いたらとてもスムーズに睡眠に入ることが出来ました。今度はトラックを進めたところから聞いて試してみようと思っています。内容としては、前半部分がささやき声での癒し系おしゃべり。各SEのマッチ性、立体音響の奥行き、素晴らしいです。

恋人や家庭に対してポジティブな印象を抱いていたり、そうなりたい方に大いに試していただきたい。凛とした声質とはきはきした口調を持つ彼女は高貴で落ち着いたお嬢様という印象を与えてくれます。「お疲れ様」とか「好き」とかは、世にたくさんある音声作品の中で、それこそ一杯使われている言葉です。文句無しに決定版です。素直に元気に感情表現してきます。

私が良いなあと思ったのは、真正面から一途な想いをぶつけてくる清純少女と、あーこういう感じなのか、と思ったヤンデレ少女ですね。気分的には親戚の女の子の面倒を見ているような雰囲気です。それが嫌な訳では無くBGM変わりや気分転換にはちょうどいい感じになっています。序盤の導入は割りと高いロリキャラの時のような声で、時間が経つと気づいたらおっとりした声での語りになります。