拾い猫が美少女化したので人間生活教えてみた～吐息編～

声優さんの演技（読み）も内容もすべてが高品質で、スーッと催眠にかかることが出来ました。錯良紗玖さんによる催眠、寝かしつけの作品です♪パートによって台本があるものやアドリブによるもの様々です。登場人物の声を務める方々の演技も声優事務所に所属する人たちということもあり、なかなかのもの。リラックス効果を確かに感じられました。低価格でこのボリュームは大変うれしいです。

タネを明かしてしまえば呼吸を指示通りにしようと意識することが誘導に入るためのポイントなので「あ、ずれてる」と意識すること自体が大事だったりします。聞いていて微笑ましくなります。ひつじを数える時に「seep 1、seep 2」と数えると、それは寝息の誘導なんだそうです。自分はゴリゴリガサガサされたい派なのでちょっと物足りなかったです。こちらの作品もすごく良い感じ好きなので頻繁に聴いています。

自分好みの耳かき音なのか、一度体験版を聴いてみてはいかがでしょうか。値段も手の出しやすいとてもお手頃な価格でした。耳かき音声としても問題無く、添い寝には思わず癒されている。膝枕→つむじマッサージ→耳かき→頭ナデナデの流れです。この声だけで十二分にお茶請けになります。笑顔になると同時に涙が溢れそう。音声作品であることを活かした音の追及による心地よさからの癒しや、女の子がかわいらしいセリフを囁いてくれる作品がほとんどでした。

例えば「こんなに固い」とか（劇中では肩についての言葉）。彼女から届くボイスレターを聞いていく、ただそれだけなのです。可愛らしい女の子の画と落語の文字、そして上記の作品形式に記載されているアタマふにふに落語という謎の言葉……その辺りが上記の台詞回しも相まって、緊迫感や悲痛さの薄い雰囲気を作り出しているのが特徴的ですね。