フランドール・スカーレットのDeep DokiDoki Disc Lunatic

彼女の声がシナリオにあわせて、右へ左へと移動していくのが、非常に鮮明に聴き取れます。完全に安心した状況下で優しく寝かしつけてもらえるって、ある意味、極上の体験なのかもしれません。タネを明かしてしまえば呼吸を指示通りにしようと意識することが誘導に入るためのポイントなので「あ、ずれてる」と意識すること自体が大事だったりします。

黙々と何かの作業をしている人の音を聞くというのは、一つのフェチ要素だと思います。毎日の生活の中で、ちょっと疲れたなぁというときに、また聴いてみたくなる作品です。聴いていると凄く安心して癒され、とにかく甘いです。優しいお姉さんが添い寝して日常の疲れを癒してくれます。大好きな兄を、いつか現れるであろう恋人に取られる。優しくなっても良いかな、という気分になります。

癒される声なので、疲れている時に聴くと心地よいです。種類も多く、それぞれ演技もちゃんと苦しみを感じる「ダメージボイス」をしているものが多くて良い。内容もライトでありながら必要なところは抑えてると思います。誰に迷惑も掛かりません。今昨でも、声帯を震わせない、耳元での「ささやき」。ゆったりと落ち着いて聞きながらそのまま寝てしまったのです。

やはり耳かき音を繰り返し聞きたいという方には、間違いなくこの音は満足できるものだと思います。この方の声の作品は必ず買ってしましますね。ドライ好きな貴方も、安眠のための催眠を経験してみてはいかがでしょうか？展開はどんどんと先に進み、遅いとは感じることはなかった。特筆したいのが「耳かき」の音。丹下桜さんの声は本当に良いです。これだけ丁寧に作り込まれていると、聴いていて気持ちいいですね。

何かヤラレター！この音声を聞いて眠ると、大分それらが緩和されます。