めぐちゃんとお月見

声優さんは女神様ですね。もしくは途中意識が飛んでいます。あと一部の音声がのことを言っているはずなのに、なにやらエッチな妄想を誘う内容になっています。いや、もう、なんか笑っちゃいました！物語、BGM、声優さんたちの演技、すべてがハイレベルであり、全編にわたって程よい緊張感が保たれています。

音声作品であることを活かした音の追及による心地よさからの癒しや、女の子がかわいらしいセリフを囁いてくれる作品がほとんどでした。慢性的な睡眠不足に悩まされてどうしようか考えていたときに検索して本作品を知りました。声優さんの声が個人的にはとてもツボで、25分弱の長さでありながら、あっという間に感じました。優しい声とサーといったノイズがむしろ心地よく眠りに誘われます。耳かき音オンリーこれもまたいいです。

本編は重力に逆らわずに沈んでいくイメージで進みます。タイトルに添い寝屋とあるように、女の子が隣に寝そべって語りかけてくるシチュをイメージして聴くことになります。安眠効果も高く、暗示のすべてがポジティブで聴いてていい気分になれます。それでいて、すっと入り込めます。聴いていて心地の良い音と声優さんたちの息づかいなど、とても癒されるものでした。

愛情たっぷりの癒やしで甘やかされて、おやすみと囁きながら連呼されて、心地よく安眠誘導されました。ウザいと可愛いの絶妙な比率がとても楽しい一本。眠れなくなるほどではありませんので御安心を時間の長さと実用性の高さに反して値段は22円未満と安く非のうちどころのない作品です。そんな声優さんの良さを最大限に引き出した作品と思います。ただ1つだけ残念なのは全体的にボリュームが小さいので他の作品と連続で聴く際にちょっと苦労することです。