ささやき図書館「科学者とあたま」寺田寅彦

平常時はもちろん、眠れない夜に聞いてみるのも一興です。悪い意味ではなく、とにかく寝てしまうんです。吐息のような台詞の多い「無口系」も艶っぽいお声にうっとり聞き惚れます。それぞれしっかりキャラ付けされていて楽しめました。一番重要なのは、『効かないんじゃねーの？』と思いながら聴いていると効かないもんだと思います。

そのときの気分によって、いろいろな組み合わせでカスタマイズできるのもすごく良かったです。こちらのおかげで毎晩よく眠れてます。やってみるとたのしくなっていきました。端々に差し込まれた「言葉を楽しみましょう」「波紋をつくらないようにそっと」などといった何気ない囁きがいいですね。時に泣き落とし？をしたり、突拍子もない発言をしたりして、弟を困惑させたりもします。

萌え音声というより、小動物の鳴き声とか妹の寝言を聞いてるような感覚に近い。最後まで起きているとちょっと「いい事」があるので、がんばって起きてみるのもいいと思います。序盤の導入は割りと高いロリキャラの時のような声で、時間が経つと気づいたらおっとりした声での語りになります。特にほっぺにキスしてくれるところは可愛すぎます。

聞き方や聞きたい時もちょっと工夫して、色々な性格や場面のありがとうなので、普段頭の中でイヤな奴をどう倒してやろうか無意識に考えてしまう癖がついているので、人との関わりで本当に感謝した場面・感謝された場面を思い起こして気持ちをニュートラルにするために聞いたりしてます。お姉ちゃんに癒されて、眠りにつきたい人にオススメです。やさしくゆったりと語りかけてくれる音声作品で、姉編と妹編の2つのファイルがあり、それぞれ約20分ほどの音声作品です。お耳が幸せとはこのことです。むしろ心地いい（笑）サークルさんに敬礼！内容としては母と少女の耳かき音声と言うだけなのです。

終始彼女に愛されながら時を過ごせる癒しボイス作品です。