ざわとねことわたしと

ちょっとこそばゆい。本作は声優さんの演技が秀逸で、聴いていると本当にこの作品の妹がほしくなってくるほど。マッサージする音や、耳かき音がとても気持ちよく。声は聴いての通りかなりあま～い感じなので好き嫌いがあると思います。時々、気が付いたら寝てしまうぐらいリラックスできる作品です。

ボリュームはそこまで多くないものの、当時の制作環境を考えればクオリティはそう悪くなく、布団に入りながら聴いたりするのには適した作品だと思った。左右どちらかのみヘッドフォンを装着し、このトラックだけをループ再生して寝ると、本当に隣で恋人が眠っているような気分になって、しかもその穏やかな寝息が安眠を誘います。リラックスメインの催眠作品がある事に目から鱗でした。虎さえ出て来なければ音声は最高でした。

有村蓮 / きくかわもも / 宮司道章造 / 里見さとみ / 木ノ実もも / ひなこ / 紫月むら / Arranさんの声の暖かさと柔らかさは、聴いているだけで気持ちよくなれるなぁ、と前々から思っていたのです。是非是非安眠のお共に……、という訳で、優しいお姉さんにあまあまに囁いて貰えます。音声ファイルごと分かれているので、左右どちらの耳で聴くのが心地よいか、両方聴いて試してみてください。声の感じも気に入っています。あくまでそういう感じといったレベルです。

気持ち良すぎて、頭がボーってなったと思ったらいつの間にか寝てます。心を落ち着けて、じっくりと聞いていきたい作品と言えるでしょう。いい年した大人なもんで、全年齢作品なんてほとんど買ったことありませんでした。欲を言わせてもらえれば寝ている状態の妖精さんがあれば、安眠ボイスとして完璧だったかな～と。マッサージ、お耳ふーふー、膝枕、耳かき、頭なでなで。

感謝の波動とは逆に人をゲスな視線で見てしまう癖がついてたら、結局自分の為にならないので。