どーんどんお着替え(3)

昔懐かしののパロディギャグマンガとのことですね。今回はギャグは少なめでシリアスな感じの話ですが、とても魅力的なストーリーと演出で引き込まれる作品でした。二人が結ばれて幸せでと言う結末が好きな人には、決して向かない。絵柄に作者の人柄が出る主人公とヒロインのキャラが個性的で愛着が湧きます。登場キャラも増え、世界に広がりが出た。

キャラクターそれぞれの能力などが詳しく技術されていたり、一問一答（質問コーナー）があって、ストーリー外でもたのしめます。元ネタを知っている方も、知らない方も普通に楽しめる作品だと思います。子供って、こんなトコあるよな〜、こんな暴言言いそうだな〜と共感しながら、何やらおかしい四コマに笑ってしまいました。正直、凄い作品だと思います。話の内容自体は、わりとよくある内容なんですが、何度読んでもしんみりとして、優しい気分になってしまいます。

命を懸けて戦うのにちょくちょく会ったり奇妙な関係の二人。とくに、4コマの横にキャラクターの全身絵が載っていて、必見です。おもしろさと、かわいさが、ほんわかと混ざりあってやさしく包んでくれるようです。だから淡白で後腐れなくサッパリして感じるのかも。読んだ人にしかわからないシュールさです。オチがいい。

何かを差し置いてでも、とは言わないけれど、たまにはちょっと、エロ以外の違うところにお金を使ってみたいかなと思ったときなどに、実際に目にしてみたらどうかなあ、なんて思う。こちらの内容も楽しみです原作知らなくても充分笑えます。なんとかして病気を治そうという気構えがあり、見ていて頭が下がる思いである。ほんのりお色気シーン有り、美味しい食べ物などの登場もあり楽しく読めました。不思議な世界観のせいかもしれません。が好きな方にお勧めします。