月あかりよ舞台を照らして

萌えの人にオススメします。特に理由はなく、ただただ面白い中身で、主人公はいろいろなところに行って、皆に笑顔で迎えられ楽しい気分にさせてくれる作品ですね。だが、敵に人質を取られ、為すすべも無く服を脱ぐ事を強要される……どんなにつらく、苦しかったかを激情に任せて独白する。

このラノベ作品にはエロは求められないという方にオススメ。ストーリー的にはお約束でベタな展開なのですが、原作よりもかわいい感じなのが良かったです。みんなを狙ってます。それはともかく、絵に惚れた人は即！買いだと思います（ほんとに）。個人的にこの作者の方の絵柄はとても気に入っているので機会があればでも分かりやすい作品をお願いしたいと思います。

よく分からないけれど、が大好きという方。ただ可愛いだけじゃない、常識や偏見、そしてつがいに対する大きな愛が伝わる内容になっています。考証は確かに相当ぶっ飛ばしてますが……まぁそういう部分はあまり問題ではないでしょう。簡単で綺麗な絵で簡単な話です。こんな感じで今回もゆるかわいい日常が続いていきます。

お金がないということで、食べ物や服に困っていますが、今回はとりあえず何とかなるので、そこは実際に読んでください。恋愛感情としては片思い、相手の幸せを願う故の行動なのだろうという事が痛い程伝わって来た。短い内容ながらきちんとストーリー性もあります。なぜなら、彼氏に激しく迫るシーンがあったので。何気に、背表紙がハンバーグ柄なんですよね。もののお話。それにしても、ツキナミデイズさんはとても絵が綺麗です。

これだけの熱量とセンスとキレを持った本はそうそうないです。それこそがこの作品のテーマ、持ち味です。もともとの性格がおとなしめな性格なだけに、他の人格がとてもギャップがあり楽しく読むことが出来ました。