艦隊ジャーナルXXVIII

そして、いつもとは違いの季節という変わったシチュエーションを味わうことができました。特筆すべきは、作者さんの書かれるキャラクター！でも、短いなりに良くまとまって、オチもウィットが効いてます。正義の戦隊や悪の使者が次々と現れカオスな状態になっていくのが笑えました。気軽に楽しく勉強出来ました。（それこそ、単にサービスの意味でHシーンが数ページ欲しい感じでした）

ギャグ漫画と誤解されてしまいそうな作風ではありますが、その本質は主人公のありがちなダメ人間っぷりに共感性を訴えかけさせた上で、主人公（自分）を反面教師にして欲しいという啓蒙的な側面があるように思えてなりません。その根性なしに愛想をつかしつつも、頑張って支えているヒロイン。とにかくづくしの漫画ですが、内容がとにかくすばらしい。そういった方々にお勧めしたい逸品です。タイトルとは違い、シーンはありませんでした。でも、久しぶりにジーンとくる作品を読んで心が洗われるようでした♪

最初、この作品に興味はあったのだが、なにぶん古い作品なのでどうしようか迷っていたけど、買って良かった！おまけ漫画がついていてお得感もあるし最後まで楽しく読めました。まあ元々本編でもガチレズっぷりはギャグの領域に入ってましたみんなの心に暗い影を落としてしまう。それにしてもどっちかしか選べないってのは本当に切ないですよ……その昔、おもちゃ屋さんにアニメロボットのプラモデルを買いに行っていた頃、いつも商品陳列棚で異色のオーラを放っていたロボットのパッケージ。

当初の目的である戦への参戦はまだまだ遠いようですが、このままあちこち寄り道しちゃってもいいんじゃね？って思わせます。ちょっと頼りない主人公の態度にもどかしく思いつつも応援したくなる不思議な魅力を持っている……かな。こういう世の中だからこそ笑顔のよさが伝わります。まさかの失踪本です。原作にそういう描写があれば申し訳ないのですがイメージとは違ってて1番のギャグ要素でしたw