週末の次女ちゃん その10

今回はギャグは少なめでシリアスな感じの話ですが、とても魅力的なストーリーと演出で引き込まれる作品でした。古い作品ですが絵柄と主人公の目つきの悪さにひかれて購入。固定カプのが好きであれば、ハマる事間違いなし。非常に「楽しい」作品です。どんな場面でも必死に応えてくれるその姿があまりにおかしくてすごいウケました。軽快なギャグとトークなどの掛け合いで各小話は進んで行くのですが、ギャグの間に垣間見えるシリアスな部分が見所です。

セックスのシーンはまったくありませんが、肉体をぶつけ合う女性たちの姿はかなり扇情的です。おまけののためだけにでも買う価値はあります！個人的には満足だった。を知らないと、多少つらいかも知れません。本作はという心の闇を、上手くストーリーに織り込んでいるように思う。タイトルのとおり、店舗別に趣向が異なる、ウエイトレスさんの制服を、解説した書籍となっています。

不思議な、おとぎ話のようなストーリーが、寂しいような、嬉しいような、くすぐったい気持ちにしてくれます。「鬱」の名を冠する作品としてあるべき姿なのかもしれません。この作品は一見の価値有りです！友達のPSP画面を見せてもらうくらいでゲームは未プレイの筆者ですが、何気なくバックコーラスを口ずさむようになっていました。原作通りに、ギャグあり、シリアスありと、読み応えバッチリでしたね。

この作品の中では意思の弱い中毒患者は搾取される側の存在でしかないと断じており、自分自身がそちら側であるという事を強く主張し、自戒されているのではないかという想像が膨らんでしまいます。作画面でも白黒のクッキリとしたタッチに加え、トーンワークによる淡い濃淡が加わり画面の彩りが増しています。このシュールさは、レビューできません。そこから場面がに移り変わったため、お腹を抱えて爆笑してしまいました。マンガだけでなく、小説風な文章や4コママンガなどもあって飽きないようになっているのも良いですね。