星月-HOSHIZUKI-9話

もう少し時間をかけて読めばよかったかな？でも止まらなかったから仕方ない。美麗なCGではないけれども、あたたかな、不思議な魅力が伝わってきます。相も変わらずの二人です。コメントに困るのですがハッキリ言わせていただくと、内容としては地味ですね。でも、その地味さがすごいいい味を出してると思います。

のコミックスは非常にレアですね！ファンのファンによるファンの為の作品です。ビルのスキマから見える空、青い空折り重なった雲に、沈む太陽の光が照らす都会の空が見せるどこか寂しげで綺麗な夕焼け。サンプルを見てみて気にいった方にはおすすめです。女の子同士でいちゃつくだけが百合ではないと教えてくれた作品でした。

この作品だけでも十分楽しめたけど元ネタを知っている人なら、どこがどうギャグ化されたのかが良く分かるのでより楽しめるのではないかと思う。医学的な異常は見つからなくても、身体は不調を訴え、身近な人にすら理解されなかったりしつつも、何とか外に出たり先に進もうとする主人公の必死な姿が描かれており、応援したくなります。それでも見て欲しい。今回このレビューが書きたくてダウンロード版を購入しました。

でも少女の方はそうじゃない。風の音が聞こえてきそうなラストシーン。本作はという心の闇を、上手くストーリーに織り込んでいるように思う。全編ギャグなのかなと思いましたが、ところどころシリアスな場面があったのですが、あまり暗いものでもないので読みやすいかったです。頭を打つと性格がかわってしまうヒロインがとてもかわいくて勢いがある漫画でした。

価格も手頃なので、絵柄が気に入れば購入してみてはいかがでしょうか。また鬱と銘打たれていますがその鬱という言葉の魅力に頼った漫画ではないことだけは確実に言えます。