そこに愛はある

何気なく手に取った本が、とてもわくわくする内容だった感覚に似ています。もともとの性格がおとなしめな性格なだけに、他の人格がとてもギャップがあり楽しく読むことが出来ました。ネタバレなのでこれ以上は秘密。表紙がパッと見でかわいかったので、セール中ということもあったのでササッと買いました。

……ちなみに私としては、ヒロインの可愛さだけで買う価値はあったと思いました（笑）。元のゲームは全く知らなかったのですが、作品の冒頭で登場人物の紹介ページがありますので、特に問題はなかったですね。「元ネタを知らなくても楽しめる」といいますが、「パロディ」は元ネタを知ってこそ。絵柄がほのぼのとした印象で、日常系のまんがかと思って買いました。

こういう類の弱さをもった人は過剰に軽率な振る舞いや言動をして、本来とは異なる自分を演じたり、極端に内向的になったり、それが他人には不快な印象を与えることが多々あります。変な出会いになっていたせいか爆笑してしまいました。また、登場人物たちはどちらかというと今風な感じで、若い人物主体で勉学とは正反対な感じですが、その者たちが活躍していきます。取りとめの無い日常が描かれます。その「パロディ」、面白くない訳が無い。

シリアス有となっていますがコミカルなテイストが強い印象を受けました。をメインに据えつつ、全キャラ登場という、欲張りな内容となっています。相変わらず、キャラの肉体美がすごく好きな作品でこのシリーズは全て鑑賞しています。18禁作品ではありませんが、かなりのクオリティ高い作画で鑑賞用として楽しませていただきました。

けっこうハードコアな内容で組み合わせもユニークです。単純に読んでいて面白い、そういう基本に忠実な作品を出せることは結局は作者の力量次第であるため、これほど素晴らしい作品に出会えたことに本当に嬉しい限りです。ちくしょう、俺も好きだぜ！