百鬼道中

非常に「楽しい」作品です。この作品は真の意味でデジタルコミックです！わかる人にはわかると思うのでお勧めしちゃいます！もう、どんだけが好きなんだよ！元ネタがやや古いゲームですので、もし遊んだ経験があるのなら懐かしいと感じるかもしれません。おもしろさと、かわいさが、ほんわかと混ざりあってやさしく包んでくれるようです。

当初の目的である戦への参戦はまだまだ遠いようですが、このままあちこち寄り道しちゃってもいいんじゃね？って思わせます。の描写も非常に凝っている作品だと思います。のんびりと、ほんわかと、読んでいくうちに惹きこまれます。不思議な、おとぎ話のようなストーリーが、寂しいような、嬉しいような、くすぐったい気持ちにしてくれます。男との絡みはありませんが、かなり扇情的な姿で戦い、大股広げて食い込みも気にせず戦う姿に反応しまくってしまいました。

「痒いところに手が届く」ように、「読者」の求める「ネタ」を全て網羅しているようです。おまけ漫画がついていてお得感もあるし最後まで楽しく読めました。まずタイトルからして秀逸。でも告白があったり、それでも今までの関係でいたり、好きなのに命の取り合いをするという不思議な心理描写は期待通りでした。原作のゲームをやってみるのもいいかもしれないと思いました。

冒頭のマンガはとてもシリアスで緊張感あふれる会話と驚くべき結果が待っていました。シリアスなショートマンガもありましたが、それもまたよかったです。関連作を読んでいないので若干よくわかんないとこもありました。シリアスな描写ではありますが、「いい関係だな〜」と、なんだか微笑ましく感じてしまいます。元ネタは知りませんでしたが、ほのぼのとした内容で安心して読むことができました。

の物語ですが、読めば読むほど、ストーリーに惹きつけられます。主人公も幼馴染もかわいすぎます。