燃燒的西太平洋 起始篇 星條旗下4 最終回

物語が益々盛り上がってきた感じで続きがどうなるか楽しみです。ひとつひとつを深く掘り下げているというよりは、浅く広くといった作りなので、気負いせずサっと読むのに最適！弱点はネタがわかる人がいるかどうかだ！まず、特筆すべき点は、キャラクターたちの表情。

二人が結ばれて幸せでと言う結末が好きな人には、決して向かない。不思議なゆるキャラが好きな人にはかなりオススメできます！気持ちの移ろいや我が強い性格とのギャップが可愛らしいですね。絵が綺麗。戦闘時も、メリ、ハリがきちんとしていて、何が起こっているか分からない、無駄な迫力だけの戦闘シーンにはなっておらず、きちんと、読者が戦闘の流れに付いて行け、それでも迫力を保った作りとなっています。

この作品は一見の価値有りです！ところどころに出てくるちっちゃい妖精（？）が可愛いです。でひとつひとつ丁寧に書かれているところも素敵です。その少女の記憶が飛んで、時系列を少し巻き戻す形で本編が始まります。でも、久しぶりにジーンとくる作品を読んで心が洗われるようでした♪ギャグもあり、とても楽しめます。

キャラの心情がわかりやすいので『あぁ、なるほど』と納得できた作品でした。の、どこか白くぼやけた空気がたっぷりと詰まった作品でした。懐かしさと嬉しさに買ってしまいました！とっても感動的で、心温まるお話な筈なんですが……原作のキャラ性を維持しつつもギャグに走り抜けることに全然不自然さを感じさせない所に作者の確かな力量を感じます。

キャラクターそれぞれの能力などが詳しく技術されていたり、一問一答（質問コーナー）があって、ストーリー外でもたのしめます。ちょっとしたどんでん返しが序盤にあり、そこからは一気に強引な展開でぐいぐい話が進んでいきます。独りではでも、彼氏となら大丈夫。