『フレデリカの担当だった。』

元ネタは知りませんが、凄く楽しめました。内容や演出も、萌え方面に偏りすぎていないのが個人的には◎でした。本作に登場する少年は簡単に言えばありきたりな性格。ヒロインがとても可愛くて好きになりました。その願いは、絶体絶命のピンチの際に叶えられることとなります。

読み終えたあとも心に余韻が残って、不思議な感じ。「鬱」の名を冠する作品としてあるべき姿なのかもしれません。絵柄も少し少女マンガ的でかわいい感じかな？絵柄も雰囲気も良いので今度はもう少し長い話が読みたいと思いました。濃厚なギャグの時間を楽しまれていかがでしょうか。物語が進むにつれ次第に表現方に変化してゆくのが見えます。

絵柄もかわいらしく、マンガの表現手法を用いた絵本のようなテイストを感じます。相も変わらずの二人です。萌え系漫画ではよく見る、下着としての機能を果たしてなさそうな（笑）小さなパンティ「スキャンティ」（ローレグ）へのこだわりを感じます。続きギブミーッ！その根性なしに愛想をつかしつつも、頑張って支えているヒロイン。ところどころで微妙に電波なナンセンスギャグが混じりつつ、良くも悪くも普通のオチで終わっており、ニンマリとさせてもらいました。

内容もいい感じですしチョイエロがまたいい味をつけているので私としてはオススメできるものです。いやあ、懐かしかったです。多くの作品の自然な絡みと、オチ要因として強力なガチな人達の存在感。いや……これは面白いですね。性格が全く違ってツンデレっ娘の発言が面白かったですね。原作を知らない方でも気軽に楽しめる楽しめる作品だと思いますよ。買って損かどうかは人それぞれだと思うが、自分は買って良かったと思っている。

で書かれたストーリーの、名場面や本編では書ききれなかったエピソードを漫画化した本作。