ホロ学ライフ!二時間目!

このサークルさんに感謝です。みんなを狙ってます。みんなの心に暗い影を落としてしまう。また、まるで緩やかな長い坂を上り終えた様な読後感にこの作品の、誤解を恐れずに言うなら少し不快な、それでいて病みつきになるような魅力を感じました。オチもマッタリしていて一発モノのネタ漫画としてはまあまあかなと思いました。

全編通して大体がほのぼのな感じで、たまにちょっとシリアスというような構成です。それではなぜこの作品を購入したかというと、鬱デレという響きに純粋に興味を持ったからです。色んなカップルの色んな方向性のイチャラブを見る事ができます。単純に読んでいて面白い、そういう基本に忠実な作品を出せることは結局は作者の力量次第であるため、これほど素晴らしい作品に出会えたことに本当に嬉しい限りです。

不思議な、おとぎ話のようなストーリーが、寂しいような、嬉しいような、くすぐったい気持ちにしてくれます。と言えば、ホラーと言うか怖い一面がありますが、このイラストにはそういう部分は一切無し！萌え文化としてのメイド服がこんなに前から愛され続けているんだなぁと発売日を見て改めて感じましたw内容的にはどちらもそれほど萌えやお色気が前面に出ておらず、読む人を選ばないなという印象でした。

少女は冷淡に振る舞うことで良心の呵責を打ち消そうとしますが、路傍の花に向けていた優しい眼差しを指摘されてますます決意が揺らぐことに。このヒロインは病気だが、きっと自分の力でしあわせを掴んでいるのだと思った。話の内容自体は、わりとよくある内容なんですが、何度読んでもしんみりとして、優しい気分になってしまいます。絵的には胸が大きくスタイル抜群で、顔は大きな目がチャームポイントで、タンクトップを着ており活動的な雰囲気が良かったです。

ひょっとしたら、彼氏に「依存」することで精神の安定を保っているのかもしれませんし、作外では懊悩しているのかもしれません。