双子の死神に恋する話-Elegos8

のコミックスは非常にレアですね！ギャグがぎっしりと詰め込まれています。家庭的で優しい女の子。ヒロインが学園を征服しようと企み、いろんな策略を練ったりする話なんですが、その手段が微妙にセコくて終始ほのぼのとした展開。必見。だけど　あの連想ゲームは　怒るでしょう。その少女の記憶が飛んで、時系列を少し巻き戻す形で本編が始まります。

今回この作品を購入したのは、作者のルーツが伺えるかな？という動機からです。原作を知ってるなら多分爆笑すると思います。風の音が聞こえてきそうなラストシーン。作成当時の流行ネタを絡ませており、作者の遊び心もツボにハマりました。まさかの失踪本です。あの下腹部は良いと思う。その願いは、絶体絶命のピンチの際に叶えられることとなります。

原作のキャラ性を維持しつつもギャグに走り抜けることに全然不自然さを感じさせない所に作者の確かな力量を感じます。こんな絵のうまい人がなんで知られてないんだろう？といつも思っています。実に切ない！どのキャラに傾倒するかは読者の自由ってね。キャラクター同士の掛け合いが中心でテンポ良く、絵が可愛くて、コマ割りなど、とても見やすく、良い作品だと思いますバトル描写もしっかりと描かれており、それでいてそこにギャグも交えるというなんとも見てて面白すぎる作品でしたわw

恋がしたいといった気持ちになるかもしれませんね。その自然で豊かでキュートな表情が、ストーリーにメリハリを利かせ、読むものをぐいぐいと引き込んでくれる。九十九月夜のファンなら必読、上記のサンプルとキーワードにビビッと来た方もお薦めです！セールでお安くなっていたので、買ってみました。ストーリーも足早ながら楽しめる内容でした。