転生竜は此を願う-6-(プレアデスの両脚・番外編)

登場人物の設定がいろいろと改変されているらしく、ギャグマンガならこうではないと、といった感じに壊れてる友人がすごくおもしろかった。可愛くないはずがありません。普通と違った面白さをくれます。ページも多くボリューム感もあり、タップリパラレルな4コマの世界を堪能出来ました♪

手に取りやすい価格ですし元ネタに関心のある人は購入してみては如何でしょうか。いやあ、懐かしかったです。エロはおまけで、悪に洗脳される女の子が見たい人（しかもギャグオチが好きならなおさら）と言う狭い範囲にはお勧めです。びっしりと手書きの文章が書きこまれているページがあり、原作愛がとても伝わる作品です。の世界観を壊すことなく融合させてますね。

知らなければ笑えないネタもありますが、基本的には勢いのあるドタバタ劇です。男性だけでなく、女性にも楽しめる内容となっています。これだけの熱量とセンスとキレを持った本はそうそうないです。コスチュームカフェでメイド服を着てバイトする女の子の話が好きでした。なぜなら、彼氏に激しく迫るシーンがあったので。こんな面白すぎるギャグバトル漫画があったとは……

少女は冷淡に振る舞うことで良心の呵責を打ち消そうとしますが、路傍の花に向けていた優しい眼差しを指摘されてますます決意が揺らぐことに。むしろ只痛いだけである。この作品が登場した時点で、原作はまだ序盤であり、本作の作者の鋭さには敬服する。エッチなシーンはありませんが、二人の関係の微妙さに萌え！「鬱」の一文字で距離を置いてしまいそうな方でもお勧めします。肉感的な女性の描き方には定評のある作者がエロかっこいいお姉さまの死闘を描く。

元のゲームは全く知らなかったのですが、作品の冒頭で登場人物の紹介ページがありますので、特に問題はなかったですね。原作に対するフリートークもあって作品への愛が伝わってくる良い作品でした。他のキャラを含めて原作の雰囲気、キャラクターをよく表現できている秀作ではないでしょうか。