リリークローバー3

この作品だけでも十分楽しめたけど元ネタを知っている人なら、どこがどうギャグ化されたのかが良く分かるのでより楽しめるのではないかと思う。キャラクターの表情がよく、また感情方面でも感情移入しやすいので良かったです。未だにDVD化されていない名匠の傑作と同じタイトルではあるが、内容のほうはべつに元ネタと関係ない。寡聞にして知らなかったのですが、鬱デレ……世界は広い。全体的にギャグ分が強めですが、主人公の女の子がかわいく、また変貌振りがすごいので見ていて飽きません。

ちょっと頼りない主人公の態度にもどかしく思いつつも応援したくなる不思議な魅力を持っている……かな。あの下腹部は良いと思う。本当に続きが楽しみです。特に何も考えずに楽しめる内容です。ギャグのクオリティは明らかに向上していますね。むちむち以外にも結末が気になりだす作品！男との絡みはありませんが、かなり扇情的な姿で戦い、大股広げて食い込みも気にせず戦う姿に反応しまくってしまいました。

セリフ付き絵本のような形で読み進んでいく作品で風景、特に空が非常に印象的な作品です。画力があり女の子は可愛いですが、全体的に素朴で目に心地いい絵柄ですね。当然そちらを先に見てもらって知っている方が楽しめる内容となっていると思います。作家さんのセンスのよさがわかります。恋がしたいといった気持ちになるかもしれませんね。そのコピー本によると作者様は映画を見たとの事でしたが……そのの絵の凄い事、すごいこと……。

そして、平和であっても、雰囲気だけの作品ではなく、ちゃんと小さな話になります。後のお楽しみということでしょうか。ギャグとファンタジーとバトルの融合って感じの漫画姫様をヒロインにしたボーイ・ミーツ・ガールの物語。こちらもオマケとは思えない質の高さ。数ある物の一作品ですが、この作品のウリはいい意味でクセの無い美麗な絵柄でしょう。