魔女剣士ルーナ シュバルツバルトの魔女

顔だけで人間と同じくらいの大きさがあり、生半可な剣の腕では通じないなど相当強い相手です。ヒロインがの設定は斬新でした。各キャラクターも魅力的に動き回っているのでギャグもより面白く感じることができました。ちょっぴり百合が入っている場面もいくつか見受けられますが……「健全」なので、そこまで濃厚な描写はありません（笑）

だが、これはの名を借りた感動の純愛物語である。またまた続きが気になります！このサークルの作品を購入するのは今回が初めてでしたが、作画がしっかりしていて好感がもてました。四コマは読みやすく本編を知らなくても楽しめましたし、ボリュームも十分でコスパも良いです。寡聞にして知らなかったのですが、鬱デレ……世界は広い。

ネタバレなのでこれ以上は秘密。内容も知りたかったことが分かって楽しかったです。最初に懐かしいと思ってしまったのは、どうなのでしょうね。主人公とヒロインの出会いから恋愛関係の芽生えまでが、今作で描かれている内容です。妥協の無い丁寧な書き味は、たとえ1つ1つのコマに切り取ってしまったとしても、ストーリーが溢れてくるような、生き生きとした表情を持っている。

着眼点が良く、隅々まで楽しめる作品でした。あらためて読んでみても楽しかったし、満足です！そんなあなたに贈る、魔女剣士ルーナ シュバルツバルトの魔女……ってしちゃうの？！不安ならば、それこそ言葉に出さないと、いけなかったのに……キャラも女子を中心に満遍なく出ているので、原作をご存知なら楽しめるかと。

本作はという心の闇を、上手くストーリーに織り込んでいるように思う。このサークルの二次創作本を何冊か手に取った事がありますが、まさかオリジナルの作品までもこんなにクオリティが高いのは本当に凄いと思います。